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- この記事でわかること
- うさぎが思春期以降にすることのある、スプレー行為の対策と理由。対策がわかると、うさぎも飼い主さんもストレスが減り、より仲良くなれます♪
\困った!うさぎのスプレー行為!/
うさぎが思春期以降に起こすことのある、おしっこをまきちらすなどのスプレー行為。
特にオスのうさぎに多いですが、メスのうさぎもすることがあります。
文字通り、スプレーのように尿を飛ばすので、初めて見た人はびっくりしてしまうかもしれません。
うさぎと一緒に暮らしていて、困ったり悩んだりしたことはありませんか?
うさぎがスプレー行為をする原因。
一言で言うと、ずばり!
本能!
うさぎのスプレー行為は本能ゆえの行動なので、怒ってなおるものではありません。
ですが、原因を整理することで、うさぎのスプレー行為の対策しやすくなります。
うさぎにもストレスがかからないような対策をして、うさぎとの暮らしをよりhappyにしていきましょう♪
目次
うさぎがスプレー行為をする理由は、主にこんなこと。
- 縄張りの主張
- 求愛行動
- 強さのアピール
- 習慣になってしまった
自分のおしっこの匂いをつけることで「ここは自分の場所」「自分のもの」だと安心するのです。
特に、新しいものや場所に出会った時は、しっかりマーキング!
うさぎも、いろいろあるんだよ!縄張り、大事!ブゥ!
また、自分の排泄物の匂いがするところを「おトイレの場所」と覚えるくせもあります。
はじめは縄張りの主張のためにおしっこをした場所が、いつの間にか「自分のおトイレの場所だ」と覚えてしまうこともあるので注意が必要です。
ここは、トイレしていいとこだよね!
- うさぎが飼い主にスプレー行為をする理由は?
- 飼い主さんへの求愛行動、もしくは強さのアピールです!
うさぎが思春期になると、飼い主さんの足などにおしっこをかけてしまうことがあり、困っている人もいるのではないでしょうか?
実は、うさぎがおしっこをかけるという行為は、縄張りの主張の他にも求愛行動であることがあります。
あるいは、飼い主さんよりも立場が上だ!と主張している場合もあります。
飼い主さんのことが、大好きなんだよ!ブゥ!
- うさぎがスプレー行為をするのはいつから?みんなするの?
- 思春期以降にすることが多い。個体差があって、みんながするわけではありません!
うさぎが縄張りを主張し出す年齢は、一般的には思春期を迎えた頃から。
大体5ヶ月〜6ヶ月以降に見られることが多いです。
みんながするわけではないのですが、オスだけというわけではなくメスのうさぎさんも、することがあるよう。
飛び散るように尿を撒き散らす…ということ以外にも、
- どこでもおしっこをしてしまう
- 顎をすりすりして、自分の匂いをつける
というようなマーキングの行為も含めると「うちのうさぎさんもするよ」という声をよく聞きます。
こけは、飛び散らさないけど、おしっこは結構しちゃうかも…照れ照れ。
うさぎにとってマーキングでもあるスプレー行為をやめさせるために、おすすめの対策はこちら。
飼い主さんとの生活に「どれくらい困っているか」が決めるポイント!
スプレー行為や、飼い主さんへのマウンティングがエスカレートしてきて、困る度合いが強くなっていれば、オスの場合、去勢手術を受けることを検討することもひとつです。
去勢手術を受けることで、将来的なガンの発症の予防にもなります。
ただ、手術を受けるとなると、麻酔を受けることへの不安なども出てきやすくなるので、一度動物病院で相談してみることがおすすめです。
我が家も、2度ほど相談したことがあります。
困り事がそこまでなかったので、今の時点では受けていません。
縄張りを主張しなくていい環境を作ってあげる
放し飼いに近い状態でうさぎを飼育していると、縄張りを主張するために、あちこちでおしっこをしてしまうこともあります。
サークルで囲むなどして、縄張りを狭めてあげるとマーキングが落ち着くことがあります。
飼い主さんのストレスを減らすことが、うさぎのストレス軽減にもなる!
うさぎのスプレー行為に対して、怒ることは逆効果。
飼い主さんのイライラしやすい状況を減らすためには、ある程度スプレー行為を想定した上で環境を整えることも大切です。
- ラグはジョイントマットや洗濯機で洗濯できるサイズのものにする
- ダイニングチェアに座布団を使う
- ソファは撥水性の素材のものにしたり、カバーをかける
こういった対策をすることで、スプレー行為をされても、少し気持ちにゆとりが出て、対応しやすくなります。
我が家はソファを置くのを諦めました…
ラグは薄めのものを使って、毎週のように洗濯しています♪
一番おしっこを飛ばされやすいところは、サッと吹けるようにする
ケージの中からスプレー行為をしてきたり、壁におしっこを飛ばすこともあります。
壁紙は簡単に変えられるものではないので、サッと吹ける状態にすると掃除しやすくなります。
ホームセンターなどで購入しやすいプラダンや、100均で購入できるジョイントマット(パズルマット)などで保護するだけでも十分です!
壁紙を齧られる対策にもなって一石二鳥!
匂いが残ると、おトイレしていい場所と勘違いすることもあるので要対策!
うさぎは、自分の排泄物の匂いを感じるところをおトイレとして覚えてしまいます。
スプレー行為を放っておくと、いろんな所でおしっこをすることが習慣になってしまうリスクがあります。
スプレー行為の掃除をするときは、できるだけ匂いが残らないようにすると習慣化することを防ぐことができます。
我が家では、掃除にも使えて布製品にも吹きかけられる、うさぎにも安全な除菌・防臭スプレーを導入しました!
飼い主さんへの執着が必要ない環境にしてあげよう!
うさぎが飼い主さんに対してスプレー行為をするときは求愛行動かマウンティングをしている時。
つまり、飼い主さんに対して執着しているとも言えます。
- 他の遊びに誘う
- おもちゃで気を逸らす
など、飼い主さんから意識が離れるようにしてあげることがおすすめです。
おやつをあげてしまうと「ご褒美だ!」と勘違いして、行動を強化してしまうかもしれませんので注意が必要です。
我が家のうさぎは現在4歳ですが、おしっこを撒き散らすようなスプレー行為をしたことはほとんどありません。
ただ、縄張り意識は強いようで、新しい場所を見つけると、気付けばシャーっとしてしまいます。
そこで現在、我が家がしている対策はこちら。
- ソファを撤去(人間が寛げないほど、おトイレにしようとしていました…)
- ダイニングチェアの上に座布団を敷く(洗濯機が使えるもの)
- ラグは薄めで洗濯機にかけられるサイズのもの
うさぎのスプレー行為が怒る理由と対策について紹介してきました。
生後5ヶ月以降の思春期を迎えたうさぎは、オスだけでなくメスもスプレー行為をすることがあります。
うさぎは縄張り意識が強いので、一時的に遊ぶスペースを小さくしたり、匂いが残らないよう洗濯や掃除がしやすいグッズを選ぶことで対策しやすくなります。
行為がエスカレートして、飼い主さんの困り度合いが強ければ、去勢手術も選択肢に。
飼い主さんがイライラしてしまうと、うさぎにとってもストレスが強くなってしまいます。
対策をとることでスプレー行為の問題を解消し、うさぎと飼い主さんが、今よりも仲良く過ごせますように♪