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うさぎと初めて暮らそうと考えているみなさん。
そして、マンションで一緒に暮らそうと考えているみなさん。
不安はありませんか?
- ご近所に迷惑かけないかな?
- マンションで飼いやすいって本当かな?
- 売りたいから簡単って言ってるだけじゃないのかな?
などなど。
私は、家族として大切に・仲良く一緒に暮らしたいからこそ、不安がいっぱいでした。
たくさん調べて、相談して、お迎えしたうさぎさん。
一緒に暮らしたからこそ気づいたこと、事前に気をつけたほうがいいと実感したことがあります。
結論としては、
- マンションで飼う、という視点ならば飼いやすい
- だけど、うさぎだからこそ気をつけないことがある
だと、私は考えています。
そして「うさぎだからこそ」の部分が、ニーズや許容範囲に合っているかが大事なポイントです!
この記事では
- うさぎを初めてお迎えする方
- マンションで一緒に暮らそうと検討中の方
そんな方が不安を解消できるよう、うさぎをマンションで飼うときに知っておきたいポイントについて紹介します。
うさぎライフに興味のある方の、お役に立てますように!
目次
うさぎに限らず、ペットと暮らすときに気になりやすい問題といえば「音」「におい」「お散歩」の問題ではないでしょうか?
うさぎさんの特徴を、マンションでの暮らしに当てはめた時はどうかについて紹介します。
音|うさぎは鳴かないから飼いやすいって本当?
A:「鳴きごえ」は問題ない範囲だけど、他にも対策は必要!
まずは「音」の問題から。
うさぎが発する「音」は大きくは2つあります。
- うさぎの鳴きごえ
- うさぎ自身が立てる音
それぞれについて説明します!
うさぎは声帯がないので、犬や猫のように大きな声で鳴くことはできません。
なので、ご近所に迷惑になるような鳴き声はない、は正解◎
声帯はないけど…
喉を震わせて、感情表現はするよ♪
- 嬉しい時は「ぷうぷう」
- 怒った時や興奮した時は「ブーブー!」
可愛いから、ぜひ聴いてみて欲しいなぁ♪
うさぎ自身が立てる音は、2種類。
1つは、うさぎ特有の「足ダン」と呼ばれる後ろ足を太鼓のように打ち鳴らす音。
うさぎが怒ったときに「たんっ」と音を鳴らします。
うさぎの大きさや雰囲気からは想像できない大きさ!
基本的に、そんなに頻発するものではないのですが…
下の階に住人がいる時は、カーペットなどの配慮が必要です。
\2回ダンします。40秒付近の音が大きめだよ/
もう1つは、うさぎが主張するときにケージを揺らしたりして立てる音。
こちらは、お隣に音が響きやすい壁の構造の場合は、少し気になりやすいかも。
- ケージの位置を、お隣とは隣接しない壁に寄せておく
- 隣接する場合は、ケージと壁の間に音を吸収するようなパネルなどを挟む
こんな工夫を取り入れることがオススメ。
\こんな勢いで主張するよ/
におい|そもそもうさぎってにおう?
A:うさぎ自身はにおうことは少ない。おトイレのお世話はマメにしてあげて!
うさぎさんは、基本的にお風呂に入れる必要もなく、においが気になったことはありません。
- 草食動物だから
- キレイ好きで、自分で毛繕いをしているから
こういった理由が、匂いを感じにくい理由としてあげられます。
からだ自体のにおいは気にならなさそうだね!
あのね…牧草の、ふんわり香ばしいにおいがするの!
うさ飼いさんの間では「うさ吸い」て呼んでるよ♪
そ、そうなんだ…
(うさ吸いって…やばくない?)
一方、においで気になるのはおトイレ問題。
うんちは、慣れてくれば素手でも触れるくらい(!)、コロコロで匂いもないのですが…
おしっこの方は、ツンとした匂いがあります!
ウッドペレットという、木のおトイレ用チップもあるので、匂いが気になる時はそういった対策をすることもできます。
我が家では、ヒノキのチップは使用せず。
毎日1回のおトイレ掃除で、においは気にならない範囲です
お散歩|うさぎはお散歩しなくていいって本当?
A:外の散歩は必要なし!お家で1時間程度は遊ばせてあげて
うさぎが、飼いやすいペットとして紹介される理由に「お散歩が必要ない」ということもあげられます。
うさぎにとっては、お外の散歩の方が危険がいっぱい。
のみ対策や安全対策などが必要なため、特に初心者さんには外へのお散歩はオススメできません。
とはいえ「ずっとケージのまま」もNG。
- 運動不足解消
- ストレス解消
- 飼い主さんとのスキンシップ
こういった目的もあり、お家の中で毎日1時間程度は遊ばせてあげてくださいね♪
ここでは、うさぎを飼う前に検討しておきたい、マンション側の条件や対策を紹介します。
3つに分けて紹介します!
家族だからこそ!ペット禁止のマンションは避けてほしい
ネットで検索をしてみると「ペット禁止のマンションで飼ってもバレない?」といった内容に出会うことがあります。
ちょっと待って…!
バレなきゃ、本当に大丈夫…?
「バレるかも」という後ろめたさを持ちながら、うさぎと安心して暮らせますか?
もちろん、今、そういうマンションで暮らしている方を否定するわけではありません。
色々な事情がある方もいらっしゃると思います。
でも、これからお迎えしようと考えている方は、ぜひ、ペットOKのマンションで、うさぎもヒトも安心して暮らして欲しいと考えています♪
私が過去に暮らしていたマンションがそうだったのですが「ペット禁止」となっていても、実はうさぎなど小動物はOKという場合もあります。
気になったときは、一度問い合わせてみてもいいかも♪
(もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ♪)
うさぎが遊べるスペースを確保しつつ安全対策
うさぎは、暗いところや狭いところが大好き。
危険なものがある場所に入り込むと大変です。
- ペットゲートなどを使ってお部屋に仕切りを作る
- サークルで囲って安全に遊ばせてあげる
などの対策が必要です。
我が家のうさぎは高さ40cmでも飛び越えないけど、前に飼っていたうさぎさんは50cmでも飛び越えたな…
うさぎが遊ぶのに必要なスペースは、畳1〜2畳分ほど。
うさぎさんが、安全に遊べるスペースが確保できそうかどうかも確認しておくと安心ですね。
(もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ♪)
賃貸の方は特に!かじりグセ対策
お家で暮らす立ち耳うさぎさんの祖先はアナウサギ。
その名残で、掘ること・かじることを本能として持っています。
うさぎさんによっては、壁紙をかじってしまう子も…!
賃貸の場合だと、引越しのときに思わぬ出費となることもあります。
- 事前にパネルで保護
- 家具を置く
などの対策をされることをオススメします。
パネルは100均が安く買えるよ♪
(もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ♪)
マンションのお部屋以外にも、
- 事前に知っておいた方がいいこと
- 対策しておいた方が安心なこと
もあります!
大きく3つあるので、紹介していきますね!
うさぎの毛や牧草のアレルギーが出るかもしれない
1つ目は、アレルギー問題。
- うさぎの毛そのものに対して
- ホコリにアレルギーがある人は毛が舞ったときに反応する
- うさぎの主食である牧草(イネ科)に対して
こんな風に、何に対してアレルギーが出るかは様々。
また、うさぎさんは1年に4回ほど、換毛といって、季節によって毛が生え変わります。
毎回量が多いわけではないのですが、年に1回ほど、びっくりするぐらい毛が抜けることもあります!
空気清浄機は必須!フィルターに毛がびっしりついていることもあったよ〜
また、牧草のアレルギーは、花粉症があるヒトは要注意。
アレルギーは、今症状がなくても、突然なってしまうこともあるので、事前に対策を知っておくと安心できますよ。
(牧草アレルギー対策について、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ♪)
動物病院などの周辺環境で暮らしやすさが変わる
マンションのお部屋自体も大事なのですが、できれば周辺環境も気にしておきたいところ。
- うさぎを診てくれる動物病院は通える範囲にありそうか
- いざというとき、うさぎを連れて避難できる環境か
こういったところを、うさぎをお迎えする前に調べておくと、いざというとき慌てずに済みます!
特に、動物病院は「うさぎを診れる」と「うさぎを診るのに慣れている」は違ったりします。
うさぎと暮らしだすと、爪切りなどのケアも必要になります。
もし心配だったら、そういったケアで通ってみて、病院との相性を見てみるのもオススメです♪
(マンションの周辺環境について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ♪)
温度管理が大切で意外と電気代がかかる
うさぎは、気温差で体調を崩しやすい動物。
暑すぎる・寒すぎるといった環境に弱いので、1年のうち数ヶ月を除き、ほぼ1年中エアコンを稼働させています。
特に夏と、冬の寒い時期は24時間稼働していることも…!
現実的な話になりますが、予想外にお金がかかってしまうことも事実。
急な出費に耐えられそうかどうかも、心の準備が必要です。
(我が家の夏の電気代を知りたい方はこちら、冬の電気代を知りたい方はこちらをどうぞ)
ここからは、私の体験談をお伝えします!
うさぎをこれからお迎えしたい方の参考になると嬉しいです♪
よかったこと①ご近所トラブルは遭遇せず
我が家のうさぎが割とおとなしかったことも関係あるかもしれませんが…
音やにおいなどで、ご近所から苦情が来たことはありません。
ホッとしています♪
キャリーに入ってるうさぎを見て「わー♪」と見に来てくださることも♪
よかったこと②音やにおい問題は許容範囲
特に音に対して心配をしていたのですが、今のところ許容範囲内で過ごせています♪
先ほど動画で紹介した足ダンも、我が家のうさぎは数えるほどしかしたことがないんです。
一方「お腹がすいた、ケージを開けろ!」と騒ぐ時の音はまあまあ大きく…
隣の部屋で寝ていても起きてしまうほどではあるのですが、現在角部屋に住んでいて、隣家と接していない壁側にケージを置いているので、そこまで気にならずに済んでいます。
においも大丈夫そう!
今後、介護が必要な段階になると対策がいるかも。
よかったこと③生活圏内にうさぎの病院や専門店があるので安心
都市部に住んでいることもあり、うさぎの診療が得意な動物病院も生活圏内に複数、うさぎ専門店も通える範囲にあります。
これに関しては、完全にラッキーだったと思っています。
うさぎ専門店の魅力は、うさぎの飼育についての相談がしやすいこと。
もし、お近くになくて不安だな、という方には…
インスタをオススメしたいです!
私もしていますが、うさぎアカウントを運営されている方は、うさぎ愛たっぷりで知識も経験も豊富な方も多いです。
- うさぎとの暮らしの中でのちょっとした工夫
- うさぎの不調にどんな風に気づくか
など、私自身も楽しい交流の中から学びも感じています♪
犬や猫ほど、まだまだメジャーではないからこそ、他の人の話を聞けるのは貴重!
気になること①災害時の対応が未経験なので不安
気になった点の1つ目は、災害時について。
最寄りの避難所はペットの受け入れ可であることは確認済みです。
ですが…
- どんな風に受け入れてもらえるのか
- 犬や猫に囲まれることになったら、どんな感じになるか想像できない
- うさぎに負担ができるだけ少ないように行動できるか
などの不安があります。
こればかりは、イメトレして備えておくしかないですね…
気になること②長期の旅行はしなくなった
もう1つは、旅行など、長期で家を不在にすることについて。
我が家の場合、少し距離は離れますが、通える範囲にうさぎだけのペットホテルがあり、いざとなったら預けることは可能です。
ただ、うさぎにとっては環境の変化はストレス…
そう考えると、自然と長期の旅行は避けるようになりました。
- 旅行が好きな方
- 出張など、長期不在になる機会が多そう
そんな方は、預けられるペットホテルがあるか、お世話を頼める人はいそうかを事前に検討しておいた方が安心です!
うさぎ様優先の生活に、ガラリと変わりました!
いかがでしたか?
マンションでペットを飼うなら、うさぎは飼いやすい?
そんな疑問に対する答えは、
- 鳴き声やにおい、お散歩といった視点なら犬や猫よりも扱いやすく感じる
- でも、うさぎだからこそ気をつけないといけないことがある
ということになります。
「マンションで飼う」という視点だけなら「飼いやすい」と言えそうですね。
ここに、「うさぎを飼う」という視点が加わります!
うさぎだからこそ気をつけたいことは、まとめるとこんな感じ。
ぱっと文章で読むと「大変そう…」となるかもしれませんね。
確かに、大変な一面があるのも事実。
ですがそれ以上に、可愛くて楽しい、うさぎライフを送っている毎日です。
「大変だよね〜」と言いながらもニヤニヤしちゃう、うさぎ沼仲間が増えるといいなと思っています♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪