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- この記事でわかること
- うさぎとのコミュニケーションツールにもなるおやつ。いつからあげていいのか、なぜうさぎにおやつは必要なのか、食べないときの対処法について紹介します。
うさぎをお迎えしてすぐの時は、
- うさぎに、おやつはいつからあげてもいいんだろう?
- 何をあげたらいいのかな?
長く一緒にうさぎと暮らしてきた方は、
- 最近、うちのうさぎはおやつ食べないな…大丈夫かな?
- うさぎに手作りのおやつを作ってあげたいな
うさぎのおやつに関して、悩むこともありますよね。
うさぎのおやつについて
- おやつをあげるのは、少なくとも生後3ヶ月以上
- 生後6ヶ月くらいまでは焦ってあげなくても大丈夫
- うさぎの健康のためにも、飼い主さんと仲良しでいるためにもおやつは必要
- 食べていいもの、ダメなものを知っておくことが大事
この記事で、わかりやすく紹介していきます。
目次から、気になるところだけタップして読むこともできます!
目次
うさぎにおやつをいつからあげるのがベストでしょうか?
与え始める時期について紹介します。
うさぎが果物などのおやつを消化できるようになるのは、生後3ヶ月は過ぎてから。
お母さんうさぎから離乳して牧草を食べるようになり、約2週間を過ぎてからになります。
初めてのものを食べるときは、体がびっくりしてしまうこともあるので、いきなりたくさんあげずに少しずつ様子を見てあげてくださいね。
うさぎが生後生後3ヶ月を過ぎたからといって、絶対におやつをあげないと!という訳ではありません。
うさぎの体が大人になるのは生後6ヶ月ごろ。
焦ってすぐにあげなくても、6ヶ月を待ってからでも大丈夫です。
うさぎの興味や性格に合わせて、少しずつ慣れさせてあげてくださいね。
うさぎがおやつに興味がなさそうなときはどうでしょうか?
うさぎにとっておやつが必要な理由は3つあります。
食べられる種類が多いということは、それだけ非常時にも選択肢が増えるということ。
うさぎが体調不良になってしまっても「果物なら食べる」など好きな食べ物があれば、食欲を取り戻すきっかけにもなります。
万が一被災し、うさぎのフードが一時的に不足したときも、食べられる野菜や果物があると不安を軽くすることができます。
いろいろな食感や味を知ることで、うさぎの食生活が豊かに。
食欲や活動性が刺激され、うさぎの健康増進になります♪
うさぎにとって、おやつを食べる瞬間は嬉しくて楽しい時間。
飼い主さんの手から食べることで、飼い主さんの手の匂いも覚え「おやつをくれる大好きな人」と認識してくれます。
おやつは、うさぎと飼い主が今まで以上に仲良くなれるツールのひとつです♪
我が家でも、ぶぅ!と興奮して膝に乗ってくるよ♪
うさぎが喜ぶからといって、おやつのあげすぎは体調不良の原因に。
うさぎのおやつの量と頻度について紹介します。
うさぎさんの体重1kgにつき、5g程度が目安です。
ちなみに、小粒のいちごが1つ8g程度です♪
我が家の場合、1.4kgだから、7〜8グラムが目安だよ♪
うさぎにおやつをあげる頻度の基本的な考え方は、1〜2週間に1回程度。
ですがうさぎに「何をあげるか」であげてもいい頻度は変わります。
- 嗜好性の高い「おやつ的な牧草」なら毎日OK(イタリアンライグラスなど)
- 水分が多く栄養価が高い「お野菜」なら様子を見ながら毎日OK
- 甘い果物は1回量を最大まであげるなら1〜2週に1回、量を少なくして頻度を上げるのもOK
絶対に「1〜2週間に1回じゃないとだめ!」という訳ではありません。
毎日はおやつ牧草、時々果物…というように使い分けながら、うさぎとのおやつライフを楽しみましょう♪
- お腹を壊して下痢になりやすい
- 消化機能が不調になってうっ滞という病気になりやすい
- 肥満の原因になる
いくら喜ぶ姿が見たくても、うさぎさんの健康がいちばん大事。
うさぎにおやつをあげるのは「いつからか」「どれくらいの量・頻度がいいか」を知っておくことで、うさぎも楽しく、飼い主さんも安心して過ごせます。
生後3ヶ月以降は、様子を見ながら少しずつ、いろいろなおやつにチャレンジすることができます。
ですが、うさぎはストレスに弱い生き物です。
お迎えしてすぐの頃は、新しい環境と新しい食べ物、両方いっぺんに経験することはストレスとなる可能性も。
うさぎさんがお家での生活に慣れてからおやつをあげることをおすすめします。
生後3ヶ月を迎えていないうさぎには、果物など甘いおやつは厳禁。
消化機能が未熟なので、野菜もあまりおすすめできません。
うさぎと仲良くなるために「何かおやつをあげたいな」と思うときは、普段あげているペレットをおやつがわりにすることがおすすめです。
うさぎがおやつを食べないときに考えられる理由は4つ。
うさぎさんが運動不足でお腹が空かないから「ペレットや牧草だけでお腹がいっぱいになってしまう」というケースです。
うさぎは暗いところや狭いところが好きで好奇心も旺盛なので、トンネルなどのおもちゃを置いてあげると喜んで遊ぶこともあります。
対策
安全な範囲で、トンネルなど遊びやすい環境を作ってあげましょう♪
決めたものしか食べない!と、こだわりのあるうさぎも多いです。
無理に食べさせる必要もないですが、もしもの体調不良を考えると、食べられるものは多い方が安心。
対策
普段食べているものに混ぜてみるなどの工夫をしてみて♪
普段は食べているのに、なぜかおやつを喜ばない…というときは、うさぎが体調不良になっているサインの時もあります。
- じっとうずくまっている
- 歯ぎしりをしている
- ご飯も食べない
など、不調のサインが出ていないか観察してみましょう。
対策
うさぎが歯ぎしりやご飯を食べないなどの不調のサインがある時は、早めに病院へ!
ペレットをあげすぎてしまっていて、うさぎがおやつを食べない、ということもあります。
うさぎにペレットをあげる量の目安はこれくらいです。
- 生後2ヶ月
- 生後6ヶ月
慣れるまではキッチンスケール(はかり)で毎回測ルト安心。
お皿やペレットをすくうスプーンなどに印をつけるのもおすすめです。
うさぎが食べられるおやつは、いろんな種類の牧草・野菜やハーブ類・果物が代表的。
うさぎ専用にチュールや色のついたおやつも販売されていますが…
自然素材だけでできたおやつに、多く触れさせてあげることがおすすめです。
りんごやバナナ、パパイヤ、ブルーベリー、キウイや桃などの果物類。
他にも、スターフルーツ、さくらんぼ、プラム、杏、ナツメ、いちじく、くこのみ、柿なども大丈夫です。
生の果物だけでなくドライフルーツも、うさぎはおやつとして食べることができます。
バナナチップスや乾燥パパイヤなど、うさぎ専門店でもたくさんの種類が販売されています!
注意してほしいことは2つ。
- お砂糖が入っていないものを選ぶ
- 味が凝縮しているので、量は少なめにする
私が通っているうさぎ専門店では、ドライフルーツはティースプーン1杯を超えないように、とアドバイスを受けました。
柑橘類はうさぎにとって消化が難しい果物なので、おやつとしてあげることはできません。
アボカドは脂肪分が高いという理由と「ペルシン」という成分がうさぎにとって有毒であるたm、おやつとして食べることはできません。
うさぎさんが間違って食べてしまわないように、おく場所なども気をつけてあげましょう。
うさぎがおやつとして食べられるお野菜は、日常で手に入りやすいものもたくさんあります。
飼い主さんのお料理をするときに、うさぎに少しお裾分けしてあげることもおすすめです。
春菊や白菜など、葉物の野菜は水分が多いので、一度にたくさんあげるとうさぎが下痢になってしまうリスクも。
同じ種類のものを一度にたくさんあげないように注意してあげてくださいね。
乾燥野菜も食べられるので、うさぎのおやつにおすすめです♪
パイナップルや青パパイヤには「ブロメライン」といううさぎの消化を助けてくれる酵素が含まれています。
うさぎさんは、毛繕いしたときに毛を飲み込んでしまうことがあり、胃腸の働きが弱まると「毛球症(もうきゅうしょう)」という病気になってしまうリスクも。
パイナップルやパパイヤそのものは、お薬の代わりにはなりませんが、健康を助けてくれるおやつとして活用することができます。
牧草は、うさぎにとって食べ放題で食べられるおやつ。
主食として食べるチモシー以外にもイタリアンライグラスやオーツヘイなど。
香りが高い牧草もあるので、うさぎにとっておやつになります。
牧草をかためて作ったサイコロ状の牧草や、ペレット状に加工された牧草もおすすめです。
好き嫌いがあり、牧草を食べないうさぎにおすすめのおやつは、牧草で作った手作りおやつです。
牧草が嫌いなうさぎも中にはいますが、クッキーにすると食べてくれる子もいますよ。
うさぎのおやつについて、いつからあげられるのか、量や頻度はどうしたらいいか、おすすめの食べ物はないかについて紹介しました。
うさぎのおやつ・ポイント
- おやつをあげるのは、少なくとも生後3ヶ月以上
- 野菜や果物など、自然素材のものをあげる
- 甘いものは10g以内を週1回程度を目安に
- 食べていいもの、ダメなものを知っておくことが大事
うさぎと飼い主さんにとってのコミュニケーションツールにもなるので「いつから」「どんなものを」「どれくらい」がいいのかを知って、今よりもうさぎと仲良くなりましょう♪